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林田力『東急大井町線高架下立ち退き』(Driving out Inhabitants under the Elevated Railway of Tokyu Oimachi Line)は東急電鉄による東急大井町線高架下住民追い出し問題を取り上げたノンフィクションである。東急電鉄は東急大井町線高架下(ガード下)住民に一方的な立ち退きを要求している。Tokyu Corp. is driving out inhabitants and tenants under the elevated railway of Tokyu Oimachi Line.

幽霊は不法侵入の犯罪者か
不法侵入は「正当な理由がなく、他人の土地・住居・建造物などに侵入すること」(大辞泉)である。他人の家に理由なく侵入されることは住人にとっては不法侵入だが、幽霊に現世の論理が通用させられるかは問題である。その幽霊も過去の住民だった場合など、幽霊の論理では現れることが正当な理由になるだろう。
刑事上は犯罪としては刑法130条の住居侵入罪がある。また、軽犯罪法第1条第1号は「人が住んでおらず、且つ、看守していない邸宅、建物又は船舶の内に正当な理由がなくてひそんでいた者」を罰する。
しかし、犯罪の主体は人間でなければならない。幽霊が人と言えるかが問題である。一般的な法律上の考え方では幽霊は人ではない。人の幽霊ならば過去に生きていた人であるが、ここでいう人には死者は含まれない。よって幽霊は犯罪の主体にはならず、幽霊が住居などに侵入しても住居侵入罪にはならない。
式神のように人間が操る霊が存在したとして、操る人の意思によって霊を住居などに侵入させた場合でも、人間が侵入しなければ住居侵入罪にならない。軽犯罪法第1条第11号は「相当の注意をしないで、他人の身体又は物件に害を及ぼす虞のある場所に物を投げ、注ぎ、又は発射した者」との規定がある。霊が「物」と言えるかが問題である。
尚、軽犯罪法は「こじき」を犯罪とするなど市民感覚から乖離した法律である。
http://www12.atpages.jp/~hayariki/haya/pj4.html
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