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林田力『東急大井町線高架下立ち退き』(Driving out Inhabitants under the Elevated Railway of Tokyu Oimachi Line)は東急電鉄による東急大井町線高架下住民追い出し問題を取り上げたノンフィクションである。東急電鉄は東急大井町線高架下(ガード下)住民に一方的な立ち退きを要求している。Tokyu Corp. is driving out inhabitants and tenants under the elevated railway of Tokyu Oimachi Line.

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希望のまち東京in東部読書会第25回「緑の資本論・マルクスの精霊」
希望のまち東京in東部読書会第25回「緑の資本論・マルクスの精霊」
希望のまち東京in東部は2016年12月24日(土)、読書会第25回「ドナルド・トランプ」を江東区東陽の希望のまち東京in東部事務所で開催した。中沢新一『緑の資本論』を取り上げた。中沢新一氏のマルクスの読み方は一般的な理解との乖離がある。資本論の引用箇所と順番には意味があり、それが宗教学者故ということに着目する。定説と異なる主張をすることは面白い。しかし、定説のように断言してしまう点はミスリーディングである。
守銭奴と資本家は異なる。守銭奴は金をためる。資本家は投資してリターンを求める。イスラムが資本主義の対抗軸になるとまで言えるか。一つの対抗軸にはなる。マルクスは消費についての議論が弱い。労働者を消費者として書こうとはしていた。視点はあったが、書けなかった。関心の中心が違っていた。マルクスの表現は文学的、ロマンチックである。そこに中沢新一氏がかみ付く余地が生まれる。マルクスは学者である。
貨幣は取引の道具であった。ところが道具そのものが価値を生んでいく。錬金術と同じである。マルクスと精霊は中沢氏でなければ結び付けない議論である。搾取の話は中沢さんの議論では出てこない。貨幣が資本に変わるという話をしている。搾取は、その先の話である。
クリスマスはキリスト教がヨーロッパに行き、現地の風習と結合して成立した。欲望を是としない禁欲的な発想は資本主義の対抗になる。今の日本の若年層にはミニマリスト、物を持たない生活に惹かれる人が増えている。バブル経済を知らない世代である。
中東のマーケットは大量生産大量消費のアメリカ型マーケットとは異なる。一個一個の商品の個別性が高い。資本主義の定価商品販売に慣れていると、中東の市場は怪しく感じる。信頼で取引する。相対取引のレベルである。一見さんは、ぼったくられる。それを楽しむくらいにならないと。
大航海時代で航海終了後に清算するために簿記が発達した。最初の投資者は国王だった。イギリスやオランダになると国王が特許会社を認めて商人が出資した。経済学と商学は異なる。社会主義者であっても商学を蔑ろにしてはならない。マックス・ウェーバーは優れた社会主義者であった。
グローバル経済の前にはイスラム経済は対抗軸にならないのではないか。アラブ経済も石油なしでは語れない。ドバイは資本主義の権化のような街である。イスラムの貧困と現代日本の貧困ビジネスの貧困を一緒にできない。
市区町村が生活保護費から家賃を天引きしやすくする制度を導入する。家賃の滞納を心配し入居を嫌う大家に安心してもらう狙いがある。ゼロゼロ物件や脱法ハウスのような貧困ビジネスを排除することが大前提である。
貨幣は交換の中で増えていく。価値のあるものが貨幣である。塩や水や金である。後に貨幣が価値の尺度になる。商品と貨幣が切り離されていく。経済が爆発的に広がると貨幣も爆発的に広がる。初めから貧富はあった。その頃の貧富は支配するものと支配されるものの関係であった。資本主義社会になって富を持つ者と持たざる者の関係が生じた。
金融資本主義は労働がない。金が金を生む。生産過程がない。実体経済がない。バーチャルな経済でしかない。バーチャルであると自覚していてもストップできていない。おかしいと声を上げる必要があるのではないか。資本主義はブレーキを失った。
神は実態を考えることはできる。精霊は実体がない。キリスト教の文芸は精霊の話ばかりである。精霊は使い勝手がいい。際限なき増殖になる。良い悪いではなく、それが現実である。金は増殖しない限り意味がないという話になっている。中国でさえ経済発展しなければ体制が崩壊する。資本主義を批判するイスラム教は社会主義体制の敵にもなる。
社会主義体制は人類の最終形態ではない。どうして社会主義体制が崩壊したかを真面目に考えなければならない。最先端の資本主義社会ほど精神病が蔓延している。精神疾患が増えている。
日本ならば仏教を見直して本当の意味の保守思想を考える。保守思想を嫌ったり、決め付けたりしない。良い価値観を取り込んで、どんどん変わっていく必要がある。日本の労働運動が強かったと見られる時代に内部では阿呆らしいことをしていた。敵と味方を分け過ぎている。これからナショナリズムが高まることは必然と考える。
貧富の問題というと「貧」を何とかしようと考えがちであるが、「富」も問題である。おかしいから富者になったのか、富者だからおかしくなったのか。孫正義を誉めている人が多いが、おかしいと思っている。
金を使う動機付けが発生していない。資金供給を増やしても需要がなければ借り手は増えない。借り手はバランスシートを考えて借金を減らそうとする。そこを量的緩和は考えていない。ケインズ経済学は時代遅れではないか。それにもかかわらず、「東京オリンピックの夢をもう一度」と土建国家を進めている。
神社が好き。鳥居に入ると次元の違いを感じる。バリアが張られた感じである。寺は檀家制度ができて駄目になった。戸籍制度という支配の手段になった。
http://www.hayariki.net/tobu/
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